検査科
臨床検査とは…
「臨床検査」は、病気の診断や治療、検診に使われる検査の一つです。
臨床検査は、大きく二つの部門に分けられます。
検体検査 | 患者さまから採取された検体(血液、尿など)の分析を行う検査です。 検体検査管理加算(Ⅰ)・(Ⅱ)取得。 |
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生体検査 (生理機能検査) |
患者さまのおからだから直接測定して得た情報を解析する検査です。 (心電図、脳波など) |
耳鼻咽喉科領域の検査
きこえの検査
きこえが悪い原因を調べます。
どこに障害があるか、治療法を選択するうえでもいくつかの検査をしなければ判断がつきません。
☆ 標準純音聴力検査
☆ ティンパノメトリー
☆ 語音聴力検査 など
乳幼児・小児聴力検査 : 小児難聴外来
お子さまが音に反応しなかったり、言葉をうまく話せなかったり、話し始めるのが遅いと感じるときは、聴覚に障害がある場合があります。
他院でのスクリーニングを含め、難聴が疑われた場合は、当センターで、下記の年齢に応じた検査を行い、難聴の有無・程度を判断します。
行動反応等による検査 |
遊戯聴力検査 |
聴性反射検査 0~5ヶ月 聴性行動反応検査(BOA) 3~6ヶ月 条件詮索反射聴力検査(COR) 6ヶ月~3歳 遊戯聴力検査 3~5歳 純音聴力検査 幼児期以降 |
他覚的検査 |
聴性脳幹反応 |
聴性脳幹反応(ABR) 新生児~ |
脳波を利用した聴力検査です。
音を聞いていただき、それに対する脳波をコンピュータで解析して聞こえているかチェックします。
聞こえたか、聞こえていないかをご自分で意思表示できない乳幼児のほか、障害をお持ちの患者さまに行います。
検査によって得られた情報は、そのまま医療としての診断・治療につながります。
患者さまのご協力を得て、信頼できる検査結果に結びつけることが重要です。
そのために、検査の目的や調べる対象が何かをご理解いただけるよう、患者さまの年齢や難聴の原因に合わせて適正に検査ができるよう努力してまいります。